家電向けの短距離無線通信規格の一つ。Bluetoothと同種の技術で、Bluetoothよりも低速で伝送距離も短いが、代わりに省電力で低コストという利点がある。 データ転送速度は最高250kbpsで、最大伝送距離は30m、一つのネットワークに最大で255台の機器を接続できる。アルカリ単3乾電池2本で約2年駆動するという低消費電力が最大の特徴で、転送速度が遅くてもかまわない家電の遠隔制御などに応用される見通し。 物理層のインターフェースにはIEEE 802.15.4が使われ、無線LAN規格のIEEE 802.11bと同じ2.4GHz帯の周波数帯域を16のチャンネルに分割して利用する。ほかに、アメリカでは915MHz帯が、ヨーロッパでは868MHzが利用可能。かつて家電向けの無線通信規格として推進されていた「HomeRF」の技術を転用し、「HomeRF Lite」として知られていたプロトコルで通信する。